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2024.10.17
婚活オススメ小説①《傲慢と善良》辻村深月著
本を読むのが好きです。
この仕事を始めて新書を読むことが多く《恋愛結婚の終焉》《結婚不要社会》《結婚と家族のこれから》《マッチング・アプリ症候群》《婚活中毒》《超ソロ社会》《弱者男性1500万時代》etc…興味深いというかおどろおどろしいというか、いろいろ読んでいます。
新書は最近の感覚を掴むのには良いのですが、納得いく部分もハテナの部分もあるのと、どちらかというとマイナスの方に引っ張られるので内容によってはドヨーンと疲れてしまいます。(あくまでも個人的感想)自分が婚活している立場なら『じゃあどうしたらいいのよー!』と言いたくなるような…。
で、小説できっと何か適切な本があるはずと探して読んでみていくつかあったので、オススメします!
まず、《傲慢と善良》文庫本にしては分厚くて紙の本苦手だととっつきにくい印象かも?ですが、作者辻村深月さんの文章は比較的読みやすくスーッと入ってくるので、一気に読めます。(友人に薦めたらあっという間に読んで感想をくれました)
スレッドなどでも婚活に疲れたという方が結構いらっしゃるなーと常々感じています。
婚活って、たくさんの人からイイねされても仕方ない。自分が良いと思うお相手からイイねとされないと意味がないのです。また、他人にとってイイ人と自分のイイと思う人は違うということ。当たり前なのですが、見失っている方が多いです。自分の結婚観、価値観の軸や優先順位をきちんと持つことが大切。
選ぶ側でもあり、選ばれる側でもある。そして、結婚相手は鏡なのです。
身長や年収、学歴その他条件だけではなく、これから一緒に成長できる。お互いに幸せになる、なれる人を選ぶ。誰に何と言われようと自分が選んだ人!と胸を張って言える。そんなお相手を見つけてほしいです。(大変なのですが、大変だからこそ諦めないで!)
そして、婚活もその後の結婚生活も自分を高めるステージと捉えて…。
《傲慢と善良》映画化されているので、そちらも観に行こうと思っています。役者さんのイメージは合っていると感じていて映像化された作品も楽しみです。