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偶々書店で見つけタイトルが気になり、買った本を読み終えました。

垣谷美雨さん（最近天海祐希さん主演で映画化、公開されている《老後の資金がありません》の作者）の著書です。

この方の本は初めて読んだのですが、さくさく読み進めました。

主人公（母親）が20代後半のひとり娘のために親婚活をするというお話です。親が子供のために婚活するなんて過保護な親の話か⁈と思ったのですが、婚活するうえで参考になる視点がたくさん盛り込んであり、勉強になりました。

本人の年齢だけでなく親の年代のギャップ、男性側・女性側の感覚や結婚のとらえ方の違い、結婚後の生活（共働き？家事の分担問題）、『嫁に入る』『嫁に行く、来る』という表現もまだ残っているように結婚は家のつながり？それとも本人さえ良ければいいの？など、結婚について考えさせられる問題はたくさんあります。

問題だらけだと気にしていたら進まない。本人同士、本人と親の話し合いと歩み寄り、相手を理解することが必要なのでしょう。結婚するときにはきっとさまざまな問題をひらりと飛び越えてしまうパワーが出てくるのだから…

いずれにしてもひとつ言えることは、結婚はゴールではないということ。その先の人生の方が長い…